メリーのWEBマーケ日記

バイリンガルWEBマーケター

効果は抜群!独学でも出来る、英語の発音矯正メソッド

こんにちは。バイリンガルwebマーケターのメリーです。
今日は、侮れない、英語の発音矯正の記事を書きたいと思います。
私が英語を勉強してきた中で、一番効果が実感できて、楽しかったのが発音矯正でした。
なぜか?
憧れの「字幕なしの映画」が観れるようになるまでリスニング力が一気に向上したからです。
正しい発音ができる=正しい音を聞き取れるため、
発音矯正は、スピーキング向上だけに留まらずリスニングにも抜群の効果を発揮します。
ぜひ、その驚きの効果を実践して実感してみて下さい。今回は、2つのメソッドを紹介させて頂きます。 
 
目次

 

発音矯正の効果と目的

スピーキング力の向上は勿論です。

しかし、発音矯正で最も喜ばしい効果は「リスニング力の飛躍的な向上」です。

英語にある音が500個を超える一方で、日本語にある音は約70個に留まるそうです。

つまり、日本語ネイティブが英語を聞いても、その1割しか理解することができない。

それが、発音矯正によって、正しい音を自ら発するトレーニングをすることで、

英語の音を認識できるようになる訳です。

更に、リスニングができるようになれば、耳に入ってくる単語量も増え、

ボキャブラリー強化になります。

結論、発音矯正を最初にしておくことで、英語の他の技能も要領良く伸ばすことができます。

発音矯正の効果と目的まとめ

・スピーキング力向上

・リスニング力向上

・英語の他の技能(ボキャブラリー、リスニング)の効率の良い勉強の基礎固め

 

リエゾン (Liaison)

リエゾンとは
文章中の2つの隣り合う単語が繋がって発音されることを言います。
子音で終わる単語の直後に母音(a/i/u/e/o)で始まる単語がくる時に、発音に変化が生じるのです。 
 リエゾンの例
母音 母音+子音 ×
a an apple アン アップル アナプル
i take it テイク イット テイキット
u shake up シェイク アップ シェイカップ
e an emergency アン エマージェンシー アネーマジェンシー
o take over テイク オーバー テイコーバー
MacDonaldのCMで有名な「I'm lovin' it」も、
ラビンイット
ではなく、
ラビニット
と発音しているので、聞いてみてください! 
ネイティブが会話しているのを聞いていると、かなりの頻度で「リエゾン」は使われています。
私の発音を矯正してくれたイギリス人英語教師曰く、
非ネイティブの英語が聞き取りずらいのは、リエゾンで発音しないからだ
そうです。
私の経験上、日本人の人は、英語力が高い人も含めて、結構な割合でリエゾンできていません。
ですので、「自分は英語に自信がある!」という人も、今一度、自分がリエゾンできているのか振り返ってみてみてください。
 
リエゾンの例 - 2
リエゾンがどれくらい高い頻度で使われているのか、今一度確認してみましょう。
以下は「BBC Learning English : 6 minutes English」という英語教育ラジオ番組の冒頭の一文です。
Music producers are adapting their songs for modern technology. Researchers have found long instrumental introductions to pop songs have become almost extinct. Neil and Rob discuss this new trend and teach you some vocabulary.
赤字がリエゾンの箇所ですが、たった4行の文章で、8回リエゾンが使われています。一度、声に出して読んでみると、・高頻度でリエゾンが使われていること・リエゾンを普段飛ばして発音していることに気づくと思います。
リエゾンの練習方法
ネイティブの先生がいる方はネイティブの先生と、
いない方は自分で、英語の文章のスクリプトを用意して、リエゾンの所にマークを付けて発音する練習を繰り返し行って下さい。
繰り返すうちに、自然とリエゾンができるようになってると思います。 
私は毎週BBCの英語学習プログラム「6 minutes English」のスクリプトを読んで、

リエゾンの練習をしています。

フォニックス (Phonics)

フォニックスとは

英語圏の子ども達の読み書き習得のために開発された、発音法です。

 

綴りと発音の間の規則を習うことで、単語を見て正しい発音ができるようになります。
フォニックスの例
a
b
c
d ドゥ
e
フェニックスの練習方法
ネイティブの先生がいる人は、一緒に練習して見てください。
その際、必ず「舌と喉」の形までしっかりと確認しながら、練習して下さい。
フォニックスの練習の肝は、「正しい舌と喉の形で発音」できるようになることです。以下は、独学にお勧めのツールです。
 
BBC Phonics Tool
BBCが無料で公開している。Phonicsが学べるサイトです。
「ロンドン風」「リーズ風」等、色んな地域の発音を選んで学ぶことができます。f:id:merry4webmarketing:20190122201824p:plain
 
・本で口・舌・喉の形を確認しながら学習
以下の本では口・舌・喉の形を確認できるので、自分で練習できます。
他にもフォニックスの本があると思いますが、
必ず「舌と喉」の使い方が図で説明されている本を使ってください。
フォニックスの効果が高いのは、「正しい発音」ができるようになるからで、
正しい発音には、ネイティブの舌と喉の使い方を覚える必要があるからです。
私は、ネイティブの先生に何度も何度も練習させられました。。。(大変でした。。。)

 

英語の正しい発音の仕方

英語の正しい発音の仕方

 

 

 

CDBフォニックス<発音>トレーニングBOOK (アスカカルチャー)

CDBフォニックス<発音>トレーニングBOOK (アスカカルチャー)

 

 

  
 

Google翻訳を使って自分の発音を確かめる方法

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Google翻訳に向かって、自分の発音が合ってるかどうかを試すのも効果のある発音矯正の方法です。

私は自分では「正しい」と思っていた発音が正しくなくて、発音記号を見直す。。。ということがよくあります。

Google翻訳に向かって英語の文章を発音する

②上手く読み取られなかった単語の発音記号を、辞書で確認

のプロセスで間違った発音を直しながら、何度か文章の音読を繰り返します。
単語の発音記号は、オンラインでCambridge Dictionaryを使って確認できます。
Google翻訳アプリをダウンロードすれば、どこでもできるのでぜひやって見てください! 
 
以上、独学でもできる英語の発音矯正方法の紹介でした。
ぜひ正しい発音を身に着けて、字幕で映画が観れるようになって下さい!